パレスチナだより

2016年8月~2017年8月、パレスチナ・ヨルダンに留学していた女子大生です。留学生活のあれこれ、思ったことをつらつら書いていきます。

Palestinian Question(Day 89)

思い立ったが吉日?ということで連日のブログ更新です。

私が今学期取っている授業の一つに

”Palestinian Question”という授業があります。

 

 

いわゆる「パレスチナ問題」についての授業で、

時系列に沿ってパレスチナイスラエル間の現在の状況が

どのようにつくられていったのかを英語で勉強しています。

先生はイスラエルの刑務所に7年間いた経験もあるという中々すごい人です。

授業で毎回感じるのは

パレスチナ問題は日本人の私にとっては授業で習う歴史だけど、

先生にとっては人生の一部だ

ということ。先生の実際の経験をもとに語られる話は

パレスチナの大学だからこそ受けられる貴重な経験だなあと思います。

 

もちろん留学する前から

日本で本を読むなどしてパレスチナ問題については理解しているつもりでした。

しかし毎回の授業を通していかに自分の知識が狭いものであったか、

勉強が足りない…!と思います。知らない事ばかりです。

ビルゼイト大学に留学する予定がある人はぜひ受講してみてください。

 

そんな授業も残すはあと一回、そしてテストとレポート。

レポートはBDSというイスラエル製品ボイコット活動について

調べているところです。

はーーアラビア語もテストあるしけっこう詰んでますが一個づつ片づけます…!

 

【今日の一枚】

 

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フスハーの授業で「トランプが大統領に選ばれたことについてどう思うか」

簡単な意見文を書きました。

クラスにアメリカ人が一人いるのですが、

彼女は「もう何も聞かないで」って感じで非常に落ち込んでいた。

こういう時期にInternationalな学生と交流する機会があったのは

幸運だなあと思います。

ちなみにフスハーの先生の意見は

「ヒラリーになったってトランプになったって、

パレスチナに対する影響には大した違いはない」

でした。